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自己臭恐怖症になる前に 頭皮のニオイ・ベタつく髪の改善を!

シャンプーしても頭皮や髪にしつこく残っている皮脂臭の存在・・・美容師でお客様にシャンプーをしたあとドライヤーで乾かした時に気が付くそうです。
頭皮の皮脂の分泌は個人差があるので、自身でその臭いを感じる方もいるかとおもいますが、実はほとんどの方がシャンプーで落としきれない「臭い」に「匂い」をつけている現状があります。

一般のシャンプーの洗浄力は石油系または植物系の油脂が原料であり、泡を発生させる性質があります。
多くのシャンプーは洗髪後の見た目や使用感・匂いを良くするため、さまざまな補修成分などが使用されており、それらの成分が髪をコーティングし、頭皮や毛根にまで残留します。
油脂から洗浄力を引き出すため腐る性質があり、防腐剤などを使用する特徴がありますが、残念ながらその洗浄成分の「油脂自体が悪臭を生む皮脂と混ざり残留することで、さらに悪臭の原因となるカビなどのエサとなり繁殖を促してしまう」のです。
また洗髪とは本来関係のない補修成分でコーティングされた髪に質量としてのしかかるため、ベタつきや自然なコシが無くなる原因にもなってしまいます。

臭いが残る・・・すぐにべたつく・・・つまり臭いを放つ皮脂はしっかり落ちていません、落ちていないということはシャンプーの成分も残っており、補修成分などが髪にワックスのようにコーティングします。
当然生き残ったカビが更に繁殖できてしまう環境ができてしまうのです。

個人差はあるかと思いますが、ニオイが残るという事は皮脂と界面活性剤が残っていると疑うべきです。
なぜなら、シャンプーなどの界面活性剤は油に浸透させて汚れを落とすからです。
したがって悪臭を放つ皮脂には界面活性剤やその他の添加物まで残留している証になります。

またシャンプーであろうが石けんであろうが油脂が原料であるかぎり、ニオイの原因となるカビのエサになってしまうため、ニオイを更に増幅させている原因になりうるのです。

香料の香りが強いからこそよい・・・しかし、それが返って皮脂汚れがしっかり落ち、消臭できているかわからなくなる要因になっています。
また残留した成分がどのような作用を起こすのかコラム【薄毛やハゲの原因にも・・・成分の脅威】でも説明されていますが、頭皮の毛穴の皮脂汚れにも界面活性剤は浸透します。
それをしっかり落とせなければ、添加剤が残留していると考えて間違いないはずです。

汚れやニオイを落とすはずのシャンプーが油脂由来でできており、それによって引き出された洗浄力が完全に落としきれない皮脂にまで浸透し、補修成分のような添加物まで頭皮をコーティングして残留する・・・ニオイの原因を根本から改善できないシャンプーこそ、臭いを悪化させる原因であり、その悪い頭皮環境を作っているのです。

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